Let comiket go,Let otaku go(本歌:Dragon Ash「Let yourself go,Let myself go」)

そう目覚めの悪い朝から始まる
静まる空気を呼び覚まし
染まる太陽出る前に気合い入れ起きる
がなる友達の声が聞こえてくる

東へ西へ人は流れ
それぞれに何か表現し続け
頬をつたう汗はぬるめで
なにげに意識が飛びそうな今
修羅場ではつなぎのラフ絵
貼り込むたびに感じる敗北感
カタログのカット眺めるとき
脳裏をよぎるのはそう責任感
休むことが許されぬ今
サークル参加を選んだ過去
がんじがらめの生活の中
〆切告げるアラームが響く

(Let comiket go)ドリンク飲んで
(Let otaku go)入稿へと進め
(Let comiket go)イベント参加続ける限り 生活は乱れ続けてゆく

売る当てもなく漂うのではなく
みすえた(部)数めざしてペンを取る
かすかでも確実に前進
大切なのは新刊(ほん)を出す姿勢
おそれからくる少数発行
それがもたらす致命的なLoss
悩む前に体で反応
オタクであるならば持ちうる本能

駆け抜けろイベントを
未来へと進め ドリンク飲んで
ふりほどけ理性を
苦しさかみしめ同人(ほん)を出そう


(Let comiket go)チェックしたマップ
(Let otaku go)握りしめて進め
(Let comiket go)タク達の熱気が包み込んだ この場所からまた歩き出そう

流れ続ける人の向こう
突き抜けたいと思うなら進もう
猛然とただ同人(ほん)を買い続け
疲れたら外で一休み
東へ西へ人は流れ
それぞれが何か欲望し続け
頬をなでる風もぬるめで
今は目の前の同人(ほん)に手を伸ばせ

突き抜けろ人混みを
両手をいっぱいに 同人(ほん)で埋めよう
蹴り飛ばせ理性を
今は目の前の同人(ほん)を買おう

人の切れ間に見え隠れする出口
今求めてる 新刊を手に入れろ
駆け抜けろイベント 未来へといざ進め
つきぬけろ人混み さあマップを広げて