北伐日記

(2001年11月22日深夜〜26日早朝)


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2001年11月22日深夜-23日(初日)

 2130時東京発「ラ・フォーレ」号にて青森を目指す。
 5号車(最終号車)、最終列。ぎりぎりだったらしい。
 夜行バスは初めて乗ったけれど、次は「ムーンライトえちご」にしようと決意。
 どこを走っているのか分からないのはかなりストレスである。

 バスの中でなかなか眠れず、午前2時くらいまで起きていたように思う。
 その間ずっとCDを聴いていたのだけれど、夏コミで買ったCDから適当に寄せ集めたCDに入れた曲のうち、
 パラメキア帝国によるアレンジ曲「おおぞらをとぶ」(「死んでしまうとは何ごとだ」収録)には、
 ちょっと泣きそうになってみたりとか。

 そんなこんなで翌0630時、青森着。意外と暖かく拍子抜け。
 青森ベイブリッジから日の出を眺めてみたり、しばらく周辺を散歩。
朝の青森ベイブリッジベイブリッジから下北半島方面を望む朝日に照らされる橋脚駅前のりんご専門店。再開発中?)

 0740時過ぎまで散歩して、朝食。ホタテ丼のホタテが大きく幸せ。
 昼過ぎに青森着の「海峡4号」に乗ってくるうっちーさんと待ち合わせのため、昼過ぎまでヒマの巻。
 が。
 夜行であまり寝られなかったため、日が高くなるにつれ活動力低下。
 駅周辺の古本屋、古CD屋を数件巡り一部に戦果を挙げるものの、
 しばらくしてからAUGA内に市民センターのようなものを発見し、そこのベンチで仮眠モードに(苦笑)

 1330時頃、青森駅構内にてうっちーさんと合流。
 駅弁を食べたりなんだりしつつ電車(待ち合わせ約40分)を待つ。
 1410時発の奥羽本線乗車。川部にて先行していた竜氏、ホストである雪駄氏およびその母上に車で回収していただく。
 十数分後、雪駄邸初上陸。

 漫画を読むなどまたーりしつつ夜、みなでゲーム。
 then-dさんお勧めという「Little Lovers She So Game」なるパーティーゲームをプレイ。
 みんなして凹む。

 ゲーム終了後、どうしようもない疲労感と徒労感を抱えたまま早々と就寝。

 とりあえず「かたつむり前線」(白泉社)は買い、と。


2001年11月24日(弘前散歩)

 古本屋巡りとツアパで暮れる日(苦笑)

 朝ごはんのあと、雪駄さんの父上に車で弘前市街まで送ってもらい、散歩開始。
 最終的に城を目指す方向で散歩、というよりは雪駄さんの案内に因る古本屋、中古ゲーム屋巡りを始める。

 いきなり古本屋、ダメ屋(笑)、中古CD屋と連れて行ってもらい買い物をしてみたり。
 それからようやく駅前へ。線路の向こうに巨大サッカーボールが。(正体はガスタンク)
 途中、にわか雨を間一髪かわすタイミングで喫茶店に入ってみたりなどしつつ城を目指す。
 荷物も順調に増える(死
 喫茶店は紅茶の美味しいお店だった。
 が。その隣にはマジンガーの頭が。

 弘前市街には古書店が質量共に充実していた。
 街の歴史の長さはこういうところに差が出るんだなぁと実感。

 ちなみに。弘前市のマークは、かなりいかします。

サンプル1(案内版)
サンプル2(マンホール)

 せっかくなので、サンプル2は左右反転(コラ)

 夕方から雪駄さんはお仕事とのことで、雪駄邸へ戻ることに。
 雪駄さんお出かけ後、我々のみでまたーり。
 まんがを読みつつツアパ(とか)。

 この他、雪駄さんよりの頂き物として、「ココロ図書館」1と「ゲド戦記」(岩波ライブラリ版)


(追記)
 そういえば、朝見ていた教育TVの番組(小学生向け)で、
 ナビ役のキャラクターの名前が「かずき」と「みずき」で爆笑したのを思い出した。


2001年11月25日ー26日早朝(行き当たり、ばったり)

 車を借りてぐるぐると津軽を走る。
 キリストの墓は、使いたかった十和田湖周辺の道がほとんど閉鎖されており断念(苦笑)
 なお、ルートについては竜氏の記述を参照されたい。

 朝、雪駄邸を辞去。おばあさまに林檎を持たせてもらう。
 昨日と同じく雪駄さんのお父上運転の車で弘前へ。途中、液体強盗事件発祥の地の前を通る。

 レンタカーを借りる。普通のグレードの車でも、4WDで当たり前らしい。
 私がドライバー、竜氏が  国道を西へ。最初曲がろうと思っていたところで曲がり損ねたりして、日本海まで出てしまう。
 そこでひと休みして、目指す広域農道へ。

 途中「埋没林こちら」の看板を見つけたので寄り道。
 埋没林。(この海面の下、だとおもう)

 海岸でまたーりしていたところ強烈なにわか雨に襲われる。ついでに雷まで鳴りはじめたり。
 もとの農道に復帰するために地図にのっていないような道に入ってみると、ここどこ、な光景にあたったり。
 農道に復帰してからは途中対向車の作ったウォーターバリアに突っ込んだりしつつも(笑)
 かなり高速で北上し、十三湖へ。
 その湖畔の道の駅で竜飛までのルートがある事が判明。竜飛を目指す事にする。
 道が良く、とにかく快適に運転できた。

 で。竜飛。
 風が強い(風速10mくらい)。寒い。もずく美味しい(笑)
 陸軍の砲台と海軍の観測所の遺跡(?)もあった。
 階段国道も見られたし、堪能。
 ちなみに、竜氏の日記にあるこの写真の状態で撮っていたのが、この海峡を望むアンテナの写真

 農道と国道で藤崎を目指し、藤崎のサークルKにてうっちーさん、竜氏をリリース。
 七号線でひとり青森を目指す。
 青森市街にはGSが見当たらないワナにはまったりしつつ、1830時過ぎに車を返却。

 夕食後、夜10時までやっている(!)駅前の市民センターのロビーでマルチを広げて写真を取り込んだり、
 テキストを打てるだけ打ったり、メールを落としたり。

 2130頃、バスセンターへ。
 やってきたバスに乗り込み、2150時、東京駅へ向け出発。
 ずっと運転していて疲れていた事もあり、帰りのバスではすぐに眠る事ができた。
 目をさましたらすでに都内(首都高)。
 予定より大分早い0630時、東京駅八重洲口に到着。
 まだ列車がそれほど混んでいない事に感謝しつつ帰宅。