そもそもが地味(笑)な部品メーカーの展示なので、まぁこんなものかと。
IT系を中心に出展数自体は少し増えたんじゃなかろうかという気も。
以下、個別のブースについて。
BOSCH:
科学館的展示。
ディーゼルエンジン用プラグとか。仕組みの展示とか。
ニッパツ(日本発条):
ワンタッチナット。
ボルトにはめるときは押し込んだあと2回転程度で固定。
外すときは通常と同じく、というだけのナイスな製品。
色々応用が利きそう。
TS Tech:
椅子会社さん。
アンケートを兼ねて座らせてくれた、背中中央、外側、腰骨、腿、の4点で
細かく微調整可能なデータ採取用椅子が興味深く。
「こういう技術を応用して事務用の椅子とかはやらないんですか?」
と言ったところ、「ウチは自動車のシート専門ですので」とのこと。残念。
カルソニックカンセイ:
車載用360度モニターカメラが。
針のようなセンサーで360度を見渡した映像が映せるというもの。
色々なところに応用が利きそう。(写真/矢印で示した針のような部分がセンサー)
NGK(日本ガイシ):
黒衣くんネックストラップを貰う。が。
なぜか黒衣君が緑色に塗られている。何故?(笑)
全体的に元気がなかったかも知れない。
特にFORDとか。マツダは意外なほどに元気だった。
以下、個別のブースについて。
光岡自動車:
今回一番熱気が感じられたのはここかも。
コンセプトカーのオロチとか、狭いブースに異様な人だかり。
トヨタ自動車:
トヨタブースはソニーと共同開発というpodに人気が集中。
車が尻尾ふるとは………。やりすぎ(笑)
スズキ:
コンセプトカーのLAPINが、
おもちゃと共産圏の自動車を足して2で割ったようなクルマだったのが………(笑)
癒し系コンセプトカー。
OPEL:
カエル車(笑)
あるいは癒し系その2。
これのグッズがあればちょっと欲しかったのだが。
ダイムラークライスラー:
ブランド毎に別れての展示(それはそうだ)。
なかでもやはりメルセデスブースの参考出品車F-400が、得も言われぬ迫力。
jeepブースのウィリス2はなんというか、ガンダムに出てきそうなクルマだったなぁ………。
日産自動車:
なんといってもGT-R CONCEPT。
「◎◎ ◎◎」復活。(写真)
他にもいくつかコンセプトカーはあったのに、GT-Rの前だけ熱気が違った。
(というか、他のコンセプトカーの周辺は閑散としていた。これとか。)
SAAB:
SAAB 9X。テールゲートが伸びるのはどうか(笑)
小粒でもキラリと光る感じ。
ランチア:
ふつう、この手の展示会でのブースは、どこからみてもどこのブースかはっきり分かるように、
比較的高さのあるデザインがなされているのに、ここのみブース内の平均標高が2m以下。
どこのブースなのか(そもそも本当にブースなのかすら)分からず正面に回ると、
そこにはエンジンのついた何かとしか言いようのないスーパーカーが2台あるだけだったりする潔さ。
ある意味で一番奇抜な展示だったかも知れない。
パンフレットは全体的に不作。不景気の影響か。
紙のグレードも落ちたものが多いし。
前回、1999年のモーターショウのパンフレットはそれだけで楽しめる物が多かったのに。
特に、いすゞなどは前回のものが良かっただけに、今回は残念。
あと、カード式なのがルノーだけだったのは意外といえば意外。
MINI:
今回のパンフ中の最高傑作。
他が低調な中で、デザイン、遊び心などあらゆる面で圧倒的な出来。
パタパタと開いていくNewMiniのラインナップのカタログも楽しいし、
(おかげで電車内などでは読めないけどね)
イラストと薄紙が効果的に用いられたコンセプトカタログも最高。
メルセデス:
ヘアライン処理された銀色の表紙が目を引く、とても丁寧な作り。
でも実はそれだけだったり(笑)
現代自動車:
予想外の充実ぶりを見せてくれたのが現代。
99年のカタログから比べると格段に進化している(日本語レイアウトが)。
来年のサッカーワールドカップのガイドブックのおまけ付き(笑)
日産自動車:
日本メーカーのパンフレットの中では健闘していた部類。
展示の充実がパンフレットにも反映されていた。
表紙の紙の質感がかなり安っぽいのが泣けるけど。
・JSS(日本セキュリティーサービス):
イベントホールの警備を担当。
黒キャップにタクティカルベストというかなり格好いいスタイルで警備に当たっており、
一瞬何のコスプレかと思ってしまった(笑)
警備会社といえば、場外警備担当の会社のユニフォームも、
ベレーに赤いジャケットという大変見栄えのする格好だった。
会社名を調べるの忘れたのが心残り。
・マクドナルド:
ハンバーガー、160円。(食べてないけど)