昨年のホビーショー、あるいは秋のプララジショーにくらべれば面積は減ったものの、内容はかなり充実していたといえる今回のPinky:st.展示ブース。
今回の展示の目玉だったとも言えるPinky:st. シリーズ5の原型展示。小悪魔的なデザインが非常に印象的。9月発売とPOPにはあるものの、衣装セットの原型がなかったりするあたりですでにスケジュール的には黄色信号か。イラストはポスターとPOPとで若干表情が異なるが、どちらも非常に魅力的。なお、茶髪のコは2004年夏に金谷さん原型で発売されたGK「バイクガール」のデザインをピンキーにしたものらしい。
こちらはアナウンスによれば来月発売となるはずのシリーズ4リペイント版。上段右の写真、中央のコは「ジャズやるべ」とでも言い出しそうな勢いだ。
こちらもすべて原型の展示となった「スト2」(上左)、「KOF」(上右)、「rmp」(左)の合計7アイテム。rmpにいたってはサフ吹きすら行われていない生々しい原型(写真中央の黄色のコ)が展示されていることに注目。これはモールドを彫り終わっていないため、展示用にサフを吹いてしまうと作業再開のためにまたサフを落とさなければならないから、とのこと。
秋にリリース予定のPOSTPETピンキーの試作品(耳ありバージョン)。耳の取り付け方法はまだ検討中とはいうものの、ヘアバンド型になる可能性が高い模様。
当初のアナウンスより1月ほどおくれて6月デリバー予定のガンスリンガーガールピンキーのサンプル。左写真のP239はこのスケールでP230やP226などとどう差別化するか、銃器原型のしえる氏が非常に苦労した……という割にはメディアにはほとんど露出していないと言う不憫なアイテム。
4月よりリリースが開始された「天上天下」の未発売分、02および03のサンプル。
一切の説明無しで唐突に置かれていたアルクェイド。これはリペイント版発売の塗装サンプルの模様。
(20050513追記)中の人から情報をいただきました。こちらは宙出版のWebサイト限定で、冊子無しのブリスター形式で頒布予定のアイテムとのこと。前回「地黒」と言われてしまったので、今回は肌色の成形色にかなりこだわったつもりです、という主旨のコメントもあわせていただきました。(VANCE PROJECTのサイトでの頒布ではないのは、アルクに関しては金型の権利が宙側にあるからだと想定されます)
製品に近い状態での展示が行われたサプライアイテム3点。ラバーシール(上左)は、昨年夏のイベントで販売されて好評だったものとほぼ同一の仕様。もったいなくて使えなかった、なんていう向きにも嬉しいアイテムだろう。台座(上右)はようやくデザインと価格が決定した模様。ピンキーマーカー(左)は、肌色、髪色3色、ペイントリムーバーのセットとなっている。実際に髪のペイントを行う場合はこれにガンダムマーカーのぼかしペンを準備するとベスト、らしい。
「フィギュアを作ろう(1)」(仮タイトル)。ピンキーの展示の背面にて。フィギュアをフルスクラッチするために必要な材料・工具と、その使い方を解説したブックレットのセット。
「ナナちゃんのフィギュア工作ガイド」。ピンキーの展示の背面にて。「ケイちゃんの塗装ガイド」に続くガイドシリーズで、初回限定版には完成品フィギュアを同梱。