雑記帳(Jun,1999)

 じめじめとした季節は嫌いじゃないです。

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1999年6月30日(「TOKYO DAYS @」最終回)

 テレビ東京でFLIP FLAPをメインに放送していた情報番組、「TOKYO DAYS @」最終回。
 また好きな帯番組がひとつ、なくなってしまう。
 20世紀の良質な音楽を後世に残す、とかちょっと大段に構えていた辺りとか、
 何より番組のふわふわした雰囲気が大好きだっただけに残念。

 2限のきのした教授の講義で、日本におけるゴッホの受容史、のような話が出た。
 氏の「思想史としてのゴッホ」の大枠の部分だけだったが、
 その、発端>詩>病理>領域、という構成の話に、あるものを想起し思わず納得。
 何かが入ってきて(発端)、感情的な好きや嫌い(詩)があって、
 今度はそれを少し冷静に眺める時期があって(病理/科学)、
 さらにあれはああいうものだった、と分類し、領域化する(領域)という話。

 これを何を想起して納得したのかというと、エヴァンゲリオンブーム(笑)
 いや見事なまでにそのままな気がする。
 同時に、セーラームーンの時は病理の時代はあったのだろうか、とも思ったり。

 そのきのした教授が、研究室の天井の板が腐って落ちたとおっしゃるので、
 2限終了後に状況を確認しに研究室に。
 見事に天井に穴が開いていた。
 とりあえず、それによって破壊されてしまった、以前むくもと氏と取り付けた
 ビニール製の雨漏り受けの残骸を撤去する。

 私が研究室にいる間に、とよまろ教授も様子を見にいらっしゃった。
「廊下にも雨漏りがあればみんな影響を受けるから、
 予算も付きやすいんだけどねぇ」というようなお言葉。
 個人の研究室に雨漏りしているだけだと関係ない人は知らん顔をしがちらしい。
 もっとも、廊下にも雨漏りはあり、今回は5階のエレベーター前に
 酷い雨漏りがあったので「予算つくかも知れないですね」とか言っていたら、
 なんと午後4時前にエレベーターそのものが雨漏りで止まってしまった。
 どうもタワー内にまで雨漏りがあったらしいが、
 これでようやく大規模な工事にゴーサインか。

 3限終了後、生協で取材のために商品をお借りするための許可を
 店長さんから直々にいただく。
 そのあとでおやつに菓子パンでも買おうと思い、パンコーナーを眺めていたら
 白い頭脳パンなるパンを発見。
 思わず「おお、白い頭脳パン」と声を上げたところ(<バカ)、名前を呼ばれる。
 誰だろうと思ったら、久々のかみや女史であった。
 論文(修士)の中間発表と言うことでお休みをとって大学にいらしたらしい。
 そのあと、少しお話をして別れ、2130時過ぎまでMac部屋で作業など。

 ところで、気がつくと、もう1999年の7の月。
 あわせてなのか週刊少年マガジンではMMRが今週号より週刊連載化。
 まあ、最後の一稼ぎなのだろう。きっと。


1999年6月29日(物事には限度ってものがあると思うのだが)

 西日本全域にやたらな雨。
 地下街が水没して一人お亡くなりになるくらいの。
 テレビのニュースでその現場を見て、ああ、こりゃすげぇわ、とか思うさ。
 なんていうか「天空の城ラピュタ」の水中都市みたいな感じなのね。
 たまっているのは泥水だけど。
 しかも、そのお亡くなりになった方、
 電話をかけていたらしい。「もう、逃げられないかもしれん」っていう内容の。
 受話器を置いてから何やったんだろうなぁ、その人。と思った。
 串焼き屋の仕込みのために出勤して溺死したらしいのだけれども。
 この他にも土砂崩れなどで命を落とされた方複数。ご冥福をお祈りします。

 そんなニュースがありつつも、教習。
 見きわめに入れなかったのでもう一時間(瓦解)

 帰りに寄った本屋でスニーカー文庫の新作を買おうかしばらく迷った末、
 結局別の本を買う。

 今月のスニーカーの新作はスニーカー小説大賞の受賞作からなのだけれども、
 一冊は15世紀のベネツィアを舞台とした、スニーカーとは思えないような(笑)作品。
 剣と魔法と女の子は出てくるけど、考証が、すごい。
 もっとも「スニーカーとしては」なのだけれど。
 もう一冊は馬の代わりにドラゴンを飛ばす「じゃじゃ馬グルーミンUP」みたいな作品。
 こっちも筆者が馬が好き、というのが伝わってくる考証のちゃんとした作品。
 なんというか「皇国の守護者」をちょっと思い出してみたり。

 で、買った本はというと。
 御園まこと監修「図説 テレビアニメ全書」原書房、1999年(定価2800円/税抜)
 新刊コーナーに平積みであったものをぱらぱらとめくって購入決定。


1999年6月27日(世紀を越えて 世界・ビッグパワーの戦略 第6集)

 今日は朝から高速教習。
 なのだが天気が悪かった。どうしようもないくらいに。
 雨で道路が波打ってるのだから、なんというか。
 2人一組で走るのだが、私も、相方の人も走ってる途中に
 視界が80mを切るような雨に、一度は降られた。

 でも、100km/hまでは踏んでみた。
 楽しい(笑)

 そのあと、午後まで教習所に残り効果測定を受検。
 クリア。92/100。
 突発的に受験することを決めて受けたのであるが、通って良かった。
#一応、自習室で少し勉強はした。

 深夜、To Heart最終話。評点から言えば88/100くらい。
 ラストシーンがちょっと惜しかったのと、
 あかりの回想が妙に長かったのが減点要因だが、
 全体的には「綺麗に落とされた」といったところか。
 中盤のテンションの上げ具合などは非常に良いし。

 作画的にはさすがに気合いが入っており、
 志保がお見舞いに言ったシーンなどは会心の作画だろう。
 パーティーのシーン、モブの中に綾香とセリオがいたのにも笑ったが。

 ところで、アニメ版のあかりの家、あかりの部屋の広さも謎だが、
 今回また、一体物置には何が入っているのだろう、と言う謎も増えた。
 なんだ、あのストーブは(笑)


1999年6月26日(歩く)

 教習所の帰り、何を思ったか西横浜で下車。
 駅の近くの古本屋に寄った後、天王町方向へ歩いていたら、
「藤棚グリーンロード」なる商店街を見つけ、入る。
 古本屋の一軒でもないかと延々と歩くが、ない。
 しばらく歩くが、ない。
 ふと気がつくと教習で通る辺りを過ぎ、どこかもはや分からない。
 それでも歩くと、左手に真空管アンプがたくさん並んだお店を発見。
 さらに歩くと高島町のガードが見えたので転針し、結局横浜駅まで歩いてしまう。

 せっかく高島町方向から横浜駅へ近づいたので、
 東口のぽんぽん船に寄ってみる。

 入ってすぐにまず「戦場まんがシリーズ」の状態のいいものが
 数冊出ていたので、持っていない分を買うことにする。
 その後店内を巡っていたら白倉由美の「懐かしい年への手紙」を発見。
 即購入決定。

「懐かしい年への手紙」は「卒業、最後のセーラー服」(秋田書店刊)の改版で、
 白倉先生が大学に入り直すのに合わせ、すべての単行本を絶版にする
 直前に出た本で、それだけに非常に発行部数が少なく、
 まさかこんなところで手にはいるとは思っていなかったもの。

 エンディングが大きく描き直され、
 秋田版に比べて大分分かりやすい内容になっていた。


1999年6月25日(お給料☆)

 昼、サークルの集まりに出たらはねさんがHobby Japanを持ってきていたのでみせて貰う。
 全高1.8mの1/100「ヤクト・ミラージュ」(168000円)の記事を見て唖然としたり、
 MGのドムの記事を見て「やっぱり3つそろえるのかなぁ」とか思ったり、
 新製品コーナーで紹介されていたプラモに物欲を刺激されてみたり。

 ハセガワが1/72(1/100だったか?)スケールの
 ドイツの280mm列車砲「レオポルド」および同じくドイツの60cm臼砲「カール」の
 プラモを再販するらしいというニュースと、
 また田宮模型が1/100のB-52(2400円)を発売するという情報が
 特に物欲を刺激。

 現実問題として、模型買っても作ってる暇がないって言うのはあるんだけど、欲しいなぁ。

 そんなことを考えながらの家庭教師の帰りに、ふらっと古本屋による。
 すると、なぜか1985年のブリッコが一冊あったので即買い。
 以前にも書いた気がするが、ブリッコというのは大塚英志が編集していたロリコンまんが雑誌。
 レモンピープルと共に初期ロリコンブームの形成において重要な役割を担った雑誌、
 だったのだけれど、中を見るとすごいわ、やっぱり。
 メンバーはすごいし(中田雅喜、藤原カムイ、白倉由美などが描いてる!)
 コラムとかも面白いし(大塚英志、竹熊健太郎が書いてる!)
 そういう点で今の「美少女まんが誌」を考えてみたり見なかったり。
 その「ブリッコ」と一緒に岩波文庫のワーズワースの詩集も購入。締めて500円也。


1999年6月24日(手巻きの日)

 手巻きの日、ってのも何か懐かしい表現な気がするが………

 いつもお世話になっているきのした教授のお誕生日だというので
 Sue嬢の発案により研究室でパーティー、のようなものを開催。
(半ば私のアイディアで)大学で手巻き寿司という少し無謀な計画であったが。
 教授以外に参加者はSue嬢、Doske氏、ぬけ氏、marsh氏、むく氏、よしだ嬢、私。

 事前の計画は以下の通りであった。

 ご飯を大量に消費するだろう事は目に見えていたので
 参加者は各自米を持ち寄って、4限終了後現地で炊飯ということに(炊飯器は持ってくる)。
 その他買い物は2限が休講だったこともあり午前中に。
 ケーキ類は4限が暇な私とむく氏で横浜に買いに出る。

 朝、その計画に基づいてすし桶その他を持って一度登校、
 荷物を研究室に置かせて貰い、すぐ下山。
 待ち合わせていたSue嬢と買い物へ。

 野菜は八百屋で、海苔はお茶屋で、と主に商店街のお店でもってお買い物。
(もちろん、スーパーも利用したけど)
 刺身は魚屋で予算を言って詰め合わせを作って貰うなんて、滅多に出来ない経験をしたり(笑)
 刺身は6K円分も買ったら、おまけもしてくれたらしい。この辺、さすが商店街のお店だ。

 それが昼前で、その買い物の成果を持って研究室に行ったら
 聴講生のおおくぼ女史がケーキを持ってきた、とのこと。
 その後さらに、今日はお仕事だというTAK氏もケーキを購入していたことが判明し、計画を変更。
 ケーキに回すはずだった予算でなにか鉢物を買おうと言うことで横浜にいるむく氏へ伝達。
 なにか適当に見繕って、と伝える。

 むく氏とは適宜連絡を取りつつ選定を行ったが、
 その過程ではココヤシなどの非常に魅力的な植物があった。
 っていうかすごいね>高島屋園芸コーナー
 ただ、研究室に置く、と言うことを鑑みて結局サボテンに。

 4限終了後、Sue嬢とDoske氏が持ってきた炊飯器でもって炊飯を開始。
 一人暮らし用の3合の炊飯器2台で一度に6合を複数回炊こう、
 という想定だったが、おおよそ方針は間違っていなかったらしい。

 むろい師(ワイン、ありがとうございました)も交え、無事手巻きを食べることに成功。

 手巻き終了後、ケーキ。に移行しようと思ったところで紙皿が尽きていることが発覚。
 仕方がないので買い出しに。
 ここで、お金が余っていたこともありよしだ嬢のリクエストで花火も買ってみたり。
 通り道である門のそばに置いてあったはずのSue嬢の自転車が行方不明に
 なっていることが発覚したり。
#帰り道も探したけれど、結局行方不明。
#川から出てくるのかなぁ、やはり。

 ケーキをいただいて、さらにきのした師がお帰りになった後に、やりました(笑)
 今シーズンの初花火。
 まあ、うん、色々と(笑)

 そんなこんなで2300時過ぎに解散。
 気がついてみれば戦略的大目標も達成できていたわけで、よしかな、と。


1999年6月23日(自主経路)

 自主経路教習。
 ということで目的地を指定されて地図でもって、ってやつをやる。

 なんというか、歩くのと違って交通法規がうるさいと言うことが
 ようやく実感できた(笑)
 歩くときは入れる道が入れなかったり、ね。
 今回は学んだので次回は同じ失敗はすまい、と。


1999年6月22日(しとしとぴっちゃん)

 先週は自主休講したけど今週はちゃんと出た(笑)4限終了後に
 ちょっとMac部屋によって、自動車学校へ。

 今日の4限の先生は(オムニバス形式)、
 ビデオをみせてくれたんだけど、そのビデオが通産省が作ったという
 工業デザインについての啓蒙(?)ビデオ。
 10年近く前のものらしく、なんかワンレンにスーツとか
 ある意味懐かしい格好をした人が街を闊歩していたり、
 グッドデザイン賞の選定会場にFM-TOWNSがあったり、
 パソコンに5inchフロッピーディスクがついてたり。
 10年前かぁ。
 バブルの頃。だねぇ。
「このドラマはフィクションである、
 だが、10年後に置いては定かではない」
 なんてのも、あったねぇ。

 自動車学校では車庫入れと縦列駐車。
 楽しく乗れた。
 路上も楽しいんだけど、それとはまた別の楽しさ。
 ちなみに明日から自主経路だそうで。
 地名を覚えないと(^^;

 教習終わって2000時。
 それから横浜駅の近くでさいとー氏とえぐち氏に会う。
 実は今日はこのためにCDを10枚以上持ち歩いていた(笑)
 無事引き渡しも完了し、小一時間ほど雑談。


1999年6月20日(三浦、今期初勝利)

 もっとも、最終回かなり崩れたんでまだ本調子とは言いがたいと思うけど。

 今日の「世紀を越えて」は、ハリウッド。
 世界の映像産業の8割を握るメディア帝国だけに
 ちゃんとOR(Operations Reserch)やってるのね、とか
 政府もちゃんと考えてるのね、とか感心しきり。
 そういえば、岡田斗司雄の本には
「ディズニーは国や地域によってパッケージのインクの種類を意図的に変えている」
 という噂まで紹介されていたっけ。
 対照的にジャパニメーションがいくら売れても日本政府はアニメの内容に
(政治目的の達成のための)口出しはしないだろうし、
 まして国策アニメなんかは作らせないだろうなぁ、とかも思いつつ。

 しかしそれよりもなによりも、今日はTo Heart第12話。
 先週の第11話が65/100の出来だっただけに、今週はどうかと思ったら、
 今週は偉い勢いで出来が良かった。
 どのくらいの勢いかというと90/100ぐらいはあげられるぐらいの勢い。

 もうなんと言っても志保の横恋慕っぷりの、見せ方が秀逸。
 いやまぁ、ある種ありきたりの表現ではあるんだけどね。
 球技大会で浩之を応援するあかりを複雑な目で眺めてたりとか、
 教室に入ろうとして、あかりと浩之が話しているのを見て立ち止まったりとか。
 なんか妙にいいんだなぁ。
(ネタバレ回避のために消した部分は「自分では絶対見ない(見られない)」
 あるいは「12話ならもう見た」って人だけ見るように)

 話のキーになる喫茶店の名前がMIROIR(ミロワール、仏語で鏡の意)だったのも
 確信犯な感じが濃厚で非常に良し。

 今回はパーティーでバカ騒ぎするどうでもいい話なのかと思ってたら、
 なんかかなり次の気になるいい感じのエピソードに仕上がっており、
 最終回に向けて一気にテンションが上がっている。

 次回、最終回「雪の降る日」。
 WHITE ALBUMばりの修羅場はあるのか?
 看病イベントはあるらしいが果たしてフラグはどこまで立つのか?
 万感の思いをこめて、今、艦が出る(意味不明)


1999年6月19日(雨、続く)

 ようやく梅雨らしい天気。
 午後から教習所。
 雨の中、駐停車の練習。

 夜、絵を描く。
 考えも無しに葵ちゃんを描いてみたり、
 色々。
 2時を回ったあたりからKanonのサウンドトラックの、1曲目から4曲目までを
 ループさせて延々と聞く。
 分かりやすい曲なんだけど、雨の音を聞きながら
 深夜に作業するようなとき、バックにかけておくのには、丁度良いかな、とか。

 しかし音楽を聴く限りKanonも扱いようによっては、かなり死ねそうで、楽しみ。
 早く仮想ディスクの領域を増やすことにしよう。
(でも、その前に色々と片づけないとなぁ)


1999年6月18日(雨。寒い)

 朝から雨模様。寒い。
 昨日までの暑さは何だったんだろうか。

 昼、サークルではやまさん(仮名)に「ラブひな」3巻をみせて貰う。
 ごめん、面白いわ。
 ある意味。
 しのぶちゃんかあういし………っておい。

 お仕事を追えて帰宅後、加濃をインストールしようと試みる。が。
 インストーラがVirtualPCの共有フォルダをドライブとして認識してくれないために
 今日のインストールを断念。
 背景が青くならない、あのタイプのインストーラは嫌いなんだよぉ(涙)
 ONEのインストーラは共有フォルダへインストールさせてくれたのに。
 共有じゃない仮想のドライブに260MBも余ってるわけ無いじゃないか(嘆息)

 とりあえずアレンジサウンドトラックを聞いて、
 やっぱ折戸さんだなぁ、とかおもう今日この頃。


1999年6月17日(ブロンコツアー with 室井師)

 ブロンコという店が、大学のそばにある。
 国道1号線沿いに「ウエスタンレストラン」の看板を掲げ、半ばツタに埋もれているものの
 確かに西部劇に出てくるような建物のお店だ。
 店の前の駐車場には雑草が生え、ちょっと見、営業を停止しているようにも見える。
 だが、現在も立派に営業中であり、国大生の間では謎の店として知られている。

 一度でもその店を訪れた人間は多くを語りたがらず、
 そのかわりに、店の前でマスターが薪を割っていたなど未確認情報だけが増えていったが、
 今回室井師を伴ってついにそのミステリーゾーン(言い過ぎ)へと足を踏み入れた。
 メンバーは師を含め10人。

 まず、電気がついていなければ営業しているなどと絶対に思わないだろう外観に引く。
 そして、薄暗い店内に入店。
 店内は雑然としてはいるものの、予想していたほど酷くはなかった。
 ただ、案内された席の机に、なぜか色々なものが挿んであった。
 どこかのパブのホステスさんの名刺とか、馬券とか、レシートとか。
 お客さんが残していったものだろうか。
 せっかくなので定期入れの中に残っていた「御徒町から130円区間」の切符を残すことにする。
 私以外にもなかの氏が高校時代の定期券を挿んでいた。

 全員が着席したところで配られたメニューを見る。
 事前情報によればとりあえずハンバーグだとのことなので、見る。
 確かに、900gという冗談のようなサイズがある。
 これを10人で4つ頼もうとしたところ、さっそくマスター炸裂。

「じゃあ、5つね」

 え?
 今、4つって。

「早く決めないと6つになるよ」

 う、ういーっす。(エクセル口調*)
 ということで900gハンバーグを5つ。
 一人平均450gという事に落ち着く。
 別のメニューに関しては「あんまり考えない方がいいよ。作る方も面倒だし」と一言。
 なんかすごいや。

 そしてマスターは厨房(謎の空間)へ。
 しばらくして水を持って再び登場。予想通りコップの種類はバラバラだった。
 そこで再びマスター炸裂。
 机の端に座っていたむかい氏(仮名)が、水当番としてマスターに指名を受ける。
 問答無用で全員分の水をつぐことになるむかい氏。

 さらにしばらくしてハンバーグ登場。
 でかい。
 鉄板にはハンバーグ以外乗っていないくらい、でかい。
 その割に中までちゃんと火が通っていて、味の方はかなりの美味。
 一緒にライスを頼んだのだが、皿に適当に盛った白米の上に、なぜかコーンが、
 という不思議なものだった。

 そのハンバーグを食べている間に次々とマスターが
 色々なソースを勧めてくれたり、掛けてくれたり。
 そして、トーク炸裂。

 奥さんの浮気の愚痴などを聞かされる。

「結婚生活38年で3回ですよ」

 その他オヤジトークを繰り広げるマスター。
 むろい氏はかなり気に入った模様で「今度おじさんだけで来ますよ」と言ったところ、

「統計学的にね、ウチに来たお客さんは一度来ると1年は来ないことになってるの」
「次に来るときもね、何かの間違いだから」

(笑)

 で、なんだかんだあって結局全員でマスターと記念写真まで撮って店を出る。

 結論:
 30歳以下の子供だけで行って良い店ではなかった

 今日は3限の講義で尊師説法のビデオとかみたんだけど、
 すべてブロンコが持っていったなぁ。


1999年6月16日(知らない街を歩く)

 3限終了後、ほんの少しだけMacで遊んでから教習所へ行き学科を2コマ受講する。
 それが終わったのが1800時。
 2000時頃にえぐち氏と会う約束をしていたので、
 時間を潰すために歩いて横浜へ向かう。
 途中、送迎バスの中から見かけて気になっていた古本屋さんに。

 それはボス、という名前のリサイクル系の古本屋さん。
 店内の商品の整理はどこか中途半端さを感じさせるものだったが、
 こういうお店こそ突発的にすごいモノがすごい値段で出ているのだ、
 ということで店内全スキャンを決行。時間もあったし。
 で。

 一冊目は作家買いした成年コミック(笑)
 それと一緒にフェミニズム系の本を買ってる自分。
 執筆者にフェミニズムとはいっても宗教みたいにフェミニズムをやってる人、
(もうちょっと簡単にいうと「バカ」)ではなく、
「普通」にフェミニズムをやっている人が多そうだったからの購入。

 小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」は、
 反対するところも頷くところも多々あるマンガだけど、
 その頷くべきだと思ったところに、
 厚生省の血友病患者へのHIV感染に関する運動を扱ったエピソードがある。
 そこで小林はその活動の一部の運動員を、
「そのうちこの運動で『私は歩けるようになりました』とかいう奴が出てくるに違いない」
 確かそんな言い方で批判していたが、
 まあ、そういうタイプのバカのエキス、それが比較的少なそうだったのだ。

 その戦果を抱えて、そのまま見たこともない商店街(浅間台商店街?)の中をさまよい、
 駄菓子屋を見つけて思わず何か買いそうになったり、
 見晴らしの良い、やはり見たこともない公園に出たり。
 横浜駅から徒歩15分の圏内に、いまだミステリーゾーン多し。

 いつものゲームセンターでえぐち氏と遭遇、物資(謎)を受け取る。
 その後で、別のゲーセンにて、ながたに氏やのも氏、その他の知らない人とお話。
 その人達の間でいつの間にか、「あの」くわね氏、になっていて驚く。
 何を触れ込まれているのやら(^^;


1999年6月14日(会議は踊る)

 YNU編集会議。
 のあと作業。

 教官紹介のテキストの分量が妙に多いので、割付に苦慮。
 一体どうしろと………、というくらい書いて下さった方が多いので
 ほんと、どうしよう。
 あれじゃぁ1ページに4人とか3人も仕方ないわ。本当。


1999年6月13日(マルチその2(謎))

 アニメ版To Heartで「あかり以外の」ヒロインとしては唯一2エピソードを割かれた
 マルチの、2回目。(in 千葉テレビ)
 0000時頃より、とりあえずル・マンを眺めながら放送開始を待つ。

 午後、教習所に行ったときロビーでちらっとだけみて、
 順位表にトヨタの1号車と2号車が無くて、3号車が2位を走っていたので
 まさかなぁ、と思っていたら本当にクラッシュしてリタイアだったとは。
 さらにはメルセデスまでリタイヤしていたことが発覚。
 予選で日産のR391がクラッシュしていたり、なんか、荒れたレースだった模様。
 で、結局トヨタの3号車(ドライバーは日本人トリオ)は
 そのまま2位でゴールイン。
 あとちょっとでトップ(BMW)に追いつこうかというところでタイヤがバーストしたのが
 本当に惜しかった。

 教習所で見たといえば、時間を一こま分早く行ってしまったので(遅いよりはましだが)
 フジテレビのドキュメンタリーをまるまる見てしまった。
 そのタイトルも「東京ガード下酔いどれ人生」。
 もう、タイトルからしてダメッぷりが伝わってくるドキュメンタリー。
 フジテレビらしい、あるいはフジ以外はつくらなそうな
 NON-FIX系の臭いのするドキュメンタリーで、自分評価はかなり高い。

 で。マルチ。
 評価からいうと100点満点で65点(赤点は60点)。
 ここのシーンとしては「いい」っていうシーンも多かったのだけれど、
 全体としてみた場合はこの程度の評価しか与えたくない。
 大幅減点の要因はまず卒業証書のシーン。
 ちょっとやりすぎ。
 それと「仰げば尊し」が無かったのが非常に痛い。
 そこまでのSEだけの演出が非常に良かっただけに、本当に惜しい。

 あとはラスト。  ハッピーエンド、なのかもしれないけれど。
 試験期間延長、というのはどう考えてもダメだろう。

 で、次回はクリスマスの話らしい。季節外れにもほどがある、がまあいいや。
 エピソード自体は高雄版(コミックス版)を踏襲かと。


1999年6月12日(ル・マン24時間耐久 本戦スタート)

 1200時に横浜駅に集合して木下ツアー99「草間弥生展@都立現代美術館」へ。
 現代美術館は東西線の木場から徒歩15分という不便なところにあるのだが、
 前回(昨年夏)は東京駅から大手町まで歩いて直接東西線に乗ろうとして
 途中の少し長い階段で大変なことになったので、
 今回は新橋で銀座線、それを日本橋乗り換えで東西線、ということに。
  :
 労力はあまり変わらなかったかも知れない。
 東京の地下ってなんであんなに段差が激しいんだろう。

 で、草間弥生展。
 結論から言えば、大当たり。
 この草間さん、1929年生まれでなお現役で活動中の芸術屋さんなのだけど、
 なんかすごいわ。
 詰め物をして赤く塗られた手袋とベッドのスプリングで組み上げられた
 立体「わたしの花壇」が最初の方で最大のヒット作(in自分)。
 四畳半ぐらいの部屋の真ん中に置いて置いたら楽しそうだ。とか。

 後半最大のヒットは、半分インスタレーション。
 壁も天井も床も黄色く塗られ、そこに黒いドット(カッティングシートだと思う)が
 うってあるという部屋。
 体育座りが似合いそうだなぁ、と思ったのでやってみたら、はまってしまった。
 一度などは壁を眺めているだけで何故か知らないが笑いが止まらなくなってしまい、
 立って展示の外に出ざるを得なくなってしまったり。
 それでも結局20分以上はその部屋の中でぼーっとしていたように思う。
 他のお客さんからみたらきっと怪しい存在だったに違いない。

 八重洲の地下街で軽くお茶を飲んで、帰途につく。
 横浜で駅前の中古CD屋にふと入って、CDを買う。
 シングルが一枚10円からだったので、100円分CDを買うという遊びを実行。
 で、結果30円2枚と10円4枚の合計6枚買って、あたりは2枚。
 今野登茂子「麦わら帽子」(10円)とPARADISE LOST「フェンス」(30円)。
 とくに今野登茂子の方はなんというか、アイドル歌謡系で非常に好感(笑)
 C/Wの方なんか聞いている内にWHITE ALBUMとか思い出したりして
 楽しくなってしまった。

 夜、ル・マンの番組を少し見る。
 それを見て改めて思ったのが、セガのLE MANS 24というゲームの凄さ。
 大分前、少なくとも2年くらい前に出たアーケード用のゲームなのだけど、
 サルテサーキットの様子が本当に良く再現されていたということに気づかされた。
 まだどこかに残ってたら、久々にやりたいなぁ。


1999年6月11日(プラス成長って本当ですか?)

 お仕事の前に今日も今日とてスリルドライブ。
 タイムを2秒短縮してゴールすることに成功。よし。

 で、帰ってテレビを見ながらご飯を食していると、
 警告音(?)が鳴って「東京相和銀行破綻処理を申請」というテロップが。
 さらにしばらくするともう一度警告音とテロップ。
 今度は「京葉銀行津田沼支店に立てこもっていた男、逮捕」。
 忙しい日だなぁ、とか思いつつ、
 昨日も昨日で防衛医大に爆弾を持った15才が立てこもっていたりしたわけで。

 なんか「日本国憲法破棄」だとか、ゴーマニズム宣言に
 悪い影響のみ受けたとしか思えないようなバカなんだけど。
 夏、だからかなぁ(おい)

 まあ、確かに今の憲法には改正しなきゃいけない部分は多々あるとは思うけど。
 特に第9条。
 いーかげん自衛隊を認めてもいいんじゃないかと。


1999年6月10日(プラス成長って本当ですか?)

 昨日、阪神が首位に。
 6年ぶりだそうで。

 朝、二俣川駅で乗り換え待ちをしているととくさん(仮名)に遭遇し、やはりその話題。
 氏によると今日のデイリーは一面のロゴの「ー」が
 虎のしっぽになっているとのことなので、和田町で購入。

 本当でした

 ちなみに普段はこう

 今日は中日が(また)負けたのでついに阪神単独首位。
 大変なことになりそうな今日この頃。

 ところで、そのデイリー。
 駅売り版なのでおじさん向けコーナー(笑)があるのだけれど、
 その連載小説の作者が紅くりす*………
 現役女子大生の書くポルノ、ってキャッチコピーだったけど、
 つまり、あれだ。
 同人屋


1999年6月8日

 夕食後、先日更新したトップページの画像が一部に「疲れる」と不評なので
 何か描こうと思って作業。

 結果

 何も考えずに描いたら、どうにも使えないCGが出来ました。
 まあ、トップページの画像のフォーマットがちょっと変だというのもあるのかも知れないけど。
 でもとりあえず芹香先輩は描けるようになった気分。
 ちなみにこのCG、もとは解像度200dpi、縦はおよそ1300pixelという
 かなり大きめのサイズで作業をしたものを縮小したのだけど、どうだろう。


1999年6月7日(会議は踊る)

 放課後、実際はそうでもないのだけれど、大学広報誌の編集会議。
 それが始まる前に、M師がふとTo Heartの為にPSを買おうか、と爆弾発言(笑)
 さて、どうなる?
 くだらないネタなどを発しつつ行われた編集会議終了後に、さらに延々と98昔話などをしつつ
 時間をだらだらと過ごし、2100過ぎに大学を出る。

 で、今日決まったことなどを勘案すると
 夏までに5冊ぐらい編集するらしい。>自分
ハ  コミパと加濃は当面お預けかなぁ


1999年6月6日(東京優駿)

 1030時頃に新宿へ向かうため、家を出る。
 S石氏のお誘いでF&Cのイベント(笑)に参加するためである。

 電車に乗る前に駅前の書店で江戸川乱歩傑作選(新潮文庫)を購入。
 読みながら新宿へ向かう。
 ………面白い。
 すごく面白い、というわけではないのだけれど、素直に面白い。
 特に人間椅子の話はかなりのヒット。
 帰宅するまでに結局一冊すべて読み終えた。

 で、少しおくれて新宿着。
 すでにTAK氏、S石氏、それに今回お初のくりさき氏のお3方は勢揃い。
 S石氏とは3月のTo Heartカウントダウンライブ以来。
 くりさき氏という方は修行(謎)のために(半ば)無理矢理召喚されたものらしい。
 ご愁傷様である(おい)

 ロッテリアで昼食を取った後、会場へ。
 改めて気がついたのだけれど、新宿ってロッテリアがなんであんなにあるんだろう。
 今日だけで3軒は見たが(内2店舗は歌舞伎町)。

 で、イベント。
 今日のイベントは年内発売予定(笑)の「ロマンスは剣の輝きII」のイベントで、
 同作品のスタッフの方やF&Cの社長、
 その他発売を控えたWith You(SS版)の関係者の人(インチャネ側のPDと声優さん)
 などが舞台の上におりました。

 よく考えたらF&Cのゲームってやった記憶が全くないものの、
 楽しめてしまった自分がなんだか。
 いやまあ、「ロマンスは〜」のスタッフの皆さんのトークが楽しかったんだけど。
 例によって司会の人は勉強不足が目立ったけど。
 その辺のオタク捕まえて司会させた方がまともなんじゃないか、ぐらいの勢いでね。

 トークで笑ってしまったのは
 広報さんが新作についてひとしきりポイントを述べたあとで
「要約すると絵を描いている人が違うだけです。」
 と言ってしまうPDさんとか。
 発売日について突っ込まれて「ボクの初恋は16才で………」と韜晦を始めるPDさんとか(笑)

 一応最後にはF&C作品のテーマ曲のミニライブみたいなのもあって。
 聴いたこと無い曲も拍は完全に合ってしまうわけで。
 まあ、基本的に(A-A')-(B-B')-(A-A")-(A-A")構成の曲ばかりだから、
 間違えようがないって言えばそれまでだけど。
#例外はWith Youだけだったはず。

 帰りの電車の中で、TAK氏と、
 秋葉原に制服の可愛いファミレスを作れば流行るんじゃないかという、ヨタ話。
 宝くじでも当てたらやりたいねぇ、とか。

 全然話が変わって、今回の全仏オープン。
 男子シングルス決勝のアガシVSメドベデフ。
 なんというか、ハゲ対決


1999年6月4日(記念すべき日、ある意味で)

 3限終了後、ヒゲの録画予約を忘れていたので帰宅。
 お仕事まで1時間ぐらい家にいられることが分かる。
 ので、替え歌をアップしたり。

 お仕事に行く前には大和駅のそばのゲームセンターでだいたい
 スリルドライブをプレイするのだが、
 今日、ようやく日本コースでゴールできた。
 長かったなぁ(しみじみ)
 市街地のカーブを上手く曲がれるようになったのが勝因か。

 帰って横浜−巨人戦を見ながらだらだら。
 すごいや、波留(漢、あるいはアニキ)。
 森中もプロ2勝目おめでとう。
 矢野はなかなか勝てないけど、がんばれ。

 そうそう、球界のアニキというと今期は
 阪神のブロワーズとかかなりアニキ系(笑)なんだけど、
 横浜って線の細い選手が多いかわりにアニキ系の選手が少ないのね。
 線の細い系だと井上とか万永とか進藤とかタカシとか次々に名前が出るけど、
 アニキというと波留と、荒井と、それくらいかなぁ
(佐伯はなんか違う、でもそれいうと荒井も実はアニキよりオヤジか?)。


1999年6月3日(ビバ、処分品)

 講義が午前中で終わったのを奇貨として、和田町商店街の調査と昼ご飯。
 商店街が意外と広くて少しくじけそうになりつつもなんとか、なんとか。
 ビックエコー潰れたのね、とか少し発見も。
 昼御飯を食べるのに前から気になっていた「名護や」なるお店にも入ったし。

 その「名護や」にてかきあげ定食(700円)を頼んだ所、
 普通のお惣菜やさんで売っているもののゆうに3倍以上はあろうかという
 直径10cm、厚さ3cm程の巨大なかきあげが出てきて少し感動。味もなかなか。
 みそしる、ご飯のおかわり自由と言うことなのでごはんも軽くお変わり。
 ごはんだってもともと小さなドンブリに茶碗1.5杯分くらい盛ってあるのだけど。
 意外とコストパフォーマンスはよさげ。

 そのあとで横浜に出てCDを(3枚は特価品だが)4枚購入。
 最初は「世紀を越えて」のサウンドトラックだけのはずだったのだけど。

 まず、駅前のヤマハミュージックで買おうと思ったらものがなかったのが原因。
 仕方ないのでHMVへ向かい、クラシックコーナーを通って
 サントラやポップスのコーナーへ行こうとしたら、
 まずそのクラシックコーナーで特価品コーナーにつかまってしまい、2枚購入。
 そしてそれを抜けたところのアジア歌謡コーナーで特価品をもう一枚。
 何気なく手に取ってしまった韓国歌謡、というか李博士(イ・パクサ)………
 何の考えもなしにハングルの書かれたディスクを手に取ったら李博士だったら、
 そりゃ、買うさ。安かったし。

 目的とするCDも確か買ったけれど、訳の分からない買い物もした一日。

 帰って作業や巡回などをしながら全部聞いてみた。
 クラシックの2枚はまあ内容は予想通りだったし、
(ロシアの葬送曲集は戦争映画みたいでかなり格好良かったが)
 世紀を越えては中身を分かって買ってるからよしとして、李博士。
 安っぽい音の演歌のメロディーにのせて甲高い声で吠えてる。
 歌声の間に訳の分からない合いの手を自分で入れるのも怪しすぎ。
 しかも全トラック同じノリ。
 まあ、演歌はもともと大陸、とくに半島の方にルーツのあるメロディーらしいけど、
 これはまた、別だよなぁ。


1999年6月2日(横浜港開港記念日)

 午後、課程のオフィシャルペーパーの発送のため、研究棟内某所にて作業。
 宛名ラベル作成のためにちょっと時間が空いたので、
 持っていたMDで「雨」とか「雪のように白く」だとかをかけて
 最近茜シナリオ(もちろん、ONEのことだ)に撃沈されたd氏を苛めてみたり、
 痕の曲でたかし氏を苛めてみたり、その他自虐してみたり。
 その後、大学の広報冊子の編集会議とかもありつつ。

 1800時から二コマ連続で車に乗る。
 免許に向けて少し前進。
 3車線の道路で突然目の前をほぼ逆走に近い状態でバイクが横切ったりするなど、
 少しびっくりすることもいくつか。

 教習所の帰りに横浜でふらっと寄ったゲームセンターでえぐち氏とその姉上に遭遇。

 夜。
 父親に付き合って全仏オープンをテレビ観戦。
 ちょうどメドベレフの試合だった。
 テニスプレイヤーというよりはチェスの選手と言った方が正しいような風貌の
 メドベレフが(かなり嫌らしい)ドロップショットを駆使して
 格上の相手(メドベレフは世界ランク100位、相手は同8位)を手玉に取る様が妙に面白く、
 なんというか、青白だなぁ、とか思う。


1999年6月1日(動物系統分類学、38年の時を越え完結)

 夕刊の社会面のニュースより。
 中山書店から刊行されている「動物系統分類学」というすべての動物を網羅して解説することを目的として
 なんと38年前の1961年に配本の始まったシリーズ(全10巻、24冊)が今月末ついに完結するらしい。
 当初は7年ほどで完結する予定だったが原稿の遅れなどで結局38年間かかってしまったのだとか。
 その38年の間にシリーズに関わった98人の研究者の内すでに半数は鬼籍に入ってしまったという。
 さすがに「完結しないのでは」という噂も流れたが、それでもなんとか完結させた関係者の熱意に脱帽。
 ちなみにお値段は全巻セットでおよそ72万円。
 図書館に入ったら眺めに行くとしよう。

 ところで、38年ぶりといえば昨年の横浜優勝。
 はたしてそれとの関連性は?(笑)

 午後、教習所に予約だけ取りに行って、意外とネタがあったドリンクページの更新作業を延々と。
 ちゃっちゃか終わらせてヒゲとTo Heartを見たかったのだけど。
 まあ、明日だ。