ここは、見たり聞いたり読んだり飲んだり食べたりしたものへの雑感を
微妙にテイストニュース風に書いていこうかと思う場所です。
ここの文章は適宜他のコーナーに再利用していくことも視野に含めつつ。
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「アリーテ姫」 | 010727 |
あたたかくて、泥臭くて、直球な作品。
とにかく丁寧に丁寧に、色々な物を積み重ねていって、それを最後でも「壊さないで」ちゃんとまとめあげた、そんな「物語」。 歩け、歩け。 小学生の時に一度見て、途中で飽きて寝て(笑/でも小学生ならきっと寝ると思う。むしろ、寝ろ。)、10年後くらいにふと思い出してテレビでやっているのを見たり、あるいはDVDだかビデオだかで見返すというような見方ができれば、きっと幸せなんだろうな。
「アリーテ姫」
2000年/日本/105分 片渕須直監督 |
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「Final Fantasy X」 | 010722 |
あらかじめ断っておくと、これは総プレイ時間が60時間にも及ぶといわれるこの作品の最初のおよそ1時間30分(南の島について討伐隊がどうの、のあたりまで)のみをただ見ただけの人間によるレビューである。文句などはそこを踏まえた上でお願いしたいと思う。
ビジュアルノベル。これこそまさにそう言うべきなのではないだろうか。
もちろん、PS2を使えばここまで出来る、というのを見せるための装置としてはキッチリと仕事が為されており、その点は評価すべき。
「Final Fantasy X」
2001年7月19日発売/SQUARE/PS2 |
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「メトロポリス」 | 010722 |
見に行ってから日は経ってしまったけれど。
僕はこの作品を一個のパッケージとして評価することは出来ない。 また別の言い方をすれば、手塚のエミュレートとしては成功しているかも知れないが、だからこそ総体としては失敗している気もする。
CG表現など、今でなければ出来ない作品だったとは思う。
「メトロポリス」
2001年/日本/115分 りんたろう監督 |
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八雲意宇「フォークソング」 | 010626 |
同名ゲームのシナリオライターによる小説。読め読め、と云われていたのをようやく読んだ。 「同じ駅四つ分でも、そっちの感覚とはかなり違うな」(P.194) というセリフに大分以前、地方からこちらに来た大学の人間が「時刻表要らないよね」と云っていたことを思い出してみたり。 この「距離感」の差異は大事だ。そう思えた。
以下、細部についてのどうでも良いかも知れない感想。
八雲意宇「フォークソング」
ワニブックス/2000年4月25日初版 新書版/850円/ISBN:4847033450 |
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伊吹秀明「猫耳戦車隊」シリーズ | 010410 |
タイトルと版元を見れば分かるとおり、立派なライトノベルという奴である。主人公は猫耳をつけた女の子と、猫の遺伝子を導入された亜人類の猫娘の面々。彼女たちが戦車に乗って戦うという、設定だけ聞けば壮絶に頭の悪そうな小説だが、実は戦車の入門に最適の小説。
伊吹秀明「出撃っ! 猫耳戦車隊」 ファミ通文庫/2000年8月2日初版 文庫版/640円/ISBN:4757701411
伊吹秀明「猫耳戦車隊、西へ」
ファミ通文庫/2001年2月1日初版 文庫版/640円/ISBN:4757703074 |
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梅本弘「ラストブリッツ1945」 | 010410 |
以前に徳間書店より刊行されていた「エルベの魔弾」の新装版。
梅本弘「ラストブリッツ1945」
学研歴史群像新書/2001年8月2日初版 新書版/640円/ISBN:4757701411 |
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「北朝鮮歌謡曲集」(原題:「口笛(ふぃっパらむ)」) | 010404 |
駅のCDワゴンセールでまさか北朝鮮もののCDが手にはいるとは思わなかった(笑)
「北朝鮮歌謡曲集」(原題:「口笛(ふぃっパらむ)」)
輸入元:Bukok Trading(韓国)/発売元:ミカサ通商(日本) PEE-BUK-003/発売日不明 |
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横浜美術館「近代彫刻−オブジェの時代」展 | 010328 |
タートリンの制作した「第三インターナショナル記念塔」(あるいは「タトリン・タワー」)。その模型(タートリン自身が制作した模型を再制作したもの)が展示されているというので、行って来た展覧会。
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ブロッコリー「デ・ジ・キャラットコンサート in 横浜アリーナ」 | 010322 |
でじこショウ。 このイベントがゲーマーズのでじこ戦略を概観するのには非常に良好なテクストであったことも否めないものであったことも事実。その観点からは非常に興味深いイベントであったことも付け加えておきたい。
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水戸芸術館「BITGENERATION 2000 テレビゲーム展」 | 010120 |
これを誰に見せたかったのか。
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TVA「地球少女アルジュナ」第1回 | 010109 |
今シーズンの一押し。
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TVA「グラップラー刃牙」第1回 | 010109 |
板垣恵介のコミック「グラップラー刃牙」のアニメ化。原作の鬼気迫るような筋肉の書き込みと、その躍動感の描写をどうアニメに持ち込むのかが気になっていたアニメではある。
TVA「グラップラー刃牙」第1回
2001年1月8日放送/テレビ東京/30分 |
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TVA「テイルズ・オブ・エターニア」第1回 | 010109 |
ゲーム「テイルズ・オブ・エターニア」のアニメ化作品。
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希有馬屋「ロボットMONO」 | 010107 |
ある意味で評論最大手とも言える希有馬屋の2000年冬コミ新刊。
そうだ、革命はいつもロボットものとしてやってきた。
ロボットが出てくるから面白いのではなくて、ロボットを如何に物語に定着させるかという行為、その中に生まれた奇跡のような輝きこそが、ロボットもの面白さなのだという、言われてみれば当たり前の論。
「ロボットMONO」
希有馬屋/2000年12月30日発行 B5/表紙カラー/36P |
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シリーズ「日本人と太平洋戦争」第5回「一兵士の従軍日記」 | 001225 |
12月18日に始まったシリーズの第5回。福井県鯖江に生まれ、そこでほぼ一生を過ごしたある農民が、戦地で兵士として書き残した日記を縦軸に構成されている。子や孫たちの証言がそれに横軸として加えられているが、それは余りに細く、目立たない様にも思えた。 「十月一三日。丁度一ヶ月前、ハルエと二人で福井へ遊びに行き、映画を見たり楽しく話し合って忘れ得ぬ思い出の日である。狭い壕の中で遙かな彼女のことを思ったり、故郷の家族の顔を偲んだり、今頃丁度稲の刈り取りでどんなに忙しいことだろうなどとあれこれと思いながら寝ころんでいる。」
この言葉を初めとする、〈オリジナル〉の言葉の、圧倒的な力。
シリーズ「日本人と太平洋戦争」第5回「一兵士の従軍日記・祖父の戦争を知る」
2000年12月25日放送/NHK/45分 |
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堀江由衣「水たまりに映るセカイ」 | 001220 |
今年のCDとしては丹下桜「SAKURA」と対等に戦えるくらい気持ちのいいアルバム。アイドル歌謡、というのはちょっと違うかも知れないが、これはこれでコンサートをやったら絶対楽しそうだ。
堀江由衣「水たまりに映るセカイ」
キングレコード/KISC 834/2000年12月21日発売 |
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スリーエフ「中華街風 海老チリまん」「カスタードまん」 | 001220 |
「中華街風」シリーズの新しい仲間は「海老チリ」。外見は少し大きめのあんまんといった風情。100円という値段ながら、しっかり「海老」しているのは非常に好感。チリソースもくどくないし。とはいえ、何か強烈な主張や印象があるわけでもなく。3点(/5点)。
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「シュリ」 | 001216 |
人呼んで「踊る大朝鮮戦争」。結局劇場には行かず、TVで見ることに。 一つだけどうしても気になったのが字幕。「第八特殊部隊」じゃなくて「軍団」だよぉ。第八特殊軍団は一個軍団丸々特殊部隊という北朝鮮最精鋭の軍団(実在)なのだけど、「部隊」だと全然イメージが違うってば。いや、どうでもいいっていえば、いいことなんだけどさ。
「シュリ」
1999年/大韓民国/124分 カン・ジェギュ監督 |
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ポプラ「鹿児島黒豚まん」「ベーコンポテトシチューまん」 | 001216 |
前者は「伊勢赤鶏照焼まん」にも通じるものがある、地方名産品系の中華まん。メーカーは同じ井村屋。薄目の味付けの肉まんで、外見も普通に肉まん。お肉が美味しかった。130円。3点(/5点)。
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ポプラ/コミュニティストア「伊勢赤鶏照焼まん」 | 001216 |
井村屋の商品群の中ではきっとマイナーな方(笑)皮は普通のあんまんと同じ皮の頂部に「赤鶏」の焼き印があるだけ。
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プロジェクトX第33回「町工場 世界へ翔ぶ」 | 001212 |
今回は営業屋さんの話。東京通信工業が「世界のSONY」へと躍進することを支えた、営業マン達の物語。
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高見広春「バトル・ロワイアル」 | 001211 |
映画化に際し、その暴力表現が国会でも話題になっていたけれど、この作品をR-15指定にしてしまうというのは、少なくとも小説版を読んだ限りでは余りに勿体ない。ここには「何故、人を殺してはいけないのか」という問いに対する、即物的な面からの非常に端的な答えが用意されているというのに。
高見広春「バトル・ロワイアル」 太田出版/1999年4月21日初版 新書版/1480円/ISBN:4872334523
トム・クランシー(井坂清 訳)「恐怖の総和」上・下
文春文庫/1993年5月8日初版 文庫版/上886円、下905円/ISBN:上4167527197、下4167527200 |
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埼玉県立近代美術館企画展「プラスチックの時代 -美術とデザイン-」 | 001210 |
人からお勧めされていたのだけど、結局は「招待券をもらったので」というちょっとネガティブな理由に後押しされて行って来た美術展。プラスチックという技術が可能にしたこと、そのデザインや社会への影響をあつかう前半と、プラスチックを使っていることが特徴的な後半との大きく2つのパートに分かれていた。 パッケージとして非常に出来のいい図録(2000円)を買って、外に出ようとしたときに、エントランスからすでに展示が始まっていたことに気がつかされ、ちょっと衝撃。でも、この図録、置き場所には困るなぁ………。
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ホットスパー「マヨお好み焼きまん」 | 001210 |
メーカーは井村屋で、同社のプリンまんと同じ皮ではないかと思う。頂部が平らで、その頂部が焦がされているという。で、中に入っているあんはソース味のかつぶしやら挽肉やらなにやら、お好み焼きのようなもの。もちろん、マヨネーズも入っている。結構美味しくて、自宅の近所で売っていないのがちょっと悔しいのだけど、食べながらふと思った。
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ローソン「きのこグラタンまん」「マロンクリームまん」 | 001210 |
きのこグラタンは薄い黄色の皮に、クリームグラタンが入っているような形。きのこの歯ごたえが楽しい。味もなかなか。値段も100円なのが嬉しい。3点(/5点)。
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サンクス「三色まん」 | 001204 |
その外見は、黄色、白、だいだい色の3つのプチサイズの中華まんがくっついているといえば分かりやすいだろう。160円という値段は、一個50円×3つ+くっつける手間賃10円(笑)と読めばよいのか。味は黄色=ポテト、白=肉まん、だいだい=クリームなのだけど、ポテト味がスパイスが利いていて秀逸。じゃがバタまんとはまた違う味で、是非ともこれ単体で売り出して欲しいと思うくらい。というわけで4点(/5点)。
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